コラムページ
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歯を削る、歯を抜くということについて。
2010年12月22日
虫歯には、停滞性と進行性があり、停滞性のものは放っておいてもいいのですが、進行性のものならば、どんどん歯の内部に進み、歯を破壊していくので、それを食い止めるために、虫歯を削って修復するわけです。
歯周病も同様です。歯周病は歯ではなく骨を破壊する疾患です。その歯のみを考えるならば、「抜けるまで待ちましょう。」でいいかもしれませんが、その歯の周囲の骨が破壊されていくと、隣の歯の周りの骨も破壊されるので、入れ歯の安定も悪くなりますし、インプラントも骨が少なくなれば難しくなります。
いずれにしても、削るなら、なぜ削るのか、どこまで削るのか
その後の処置はどうするのか?
抜歯のときは、どのような理由によって抜歯するのか、事前に説明を受けることが必要です。