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痛みを少なくするための治療
2011年1月14日
痛みは感じる本人によって異なります。不安が大きければ、緊張し、体にいらぬ力が入り、痛く感じることがあります。その緊張を取り除くために、患者さんにいろいろ説明します。まず、麻酔の針が刺さる痛みを軽減するために、表面麻酔をします。その次に、局所麻酔をするわけですが、電動麻酔を使用します。同じ速度、同じ量の麻酔液を、ゆっくりと電気の力で入れるので、痛みが少ないと言われています。速さも小児と大人では変えられるので、重宝しています。なるべく、歯を削る量を少なくしたいので、カリエスチェッカー(虫歯の部分が染まる。)を使い、染まったところを最小限削ります。虫歯が深い場合は、痛みを抑える薬を削ったところにつめて、経過観察することもあります。