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歯周病と喫煙について

2011年1月17日

 歯周病は歯の周りの組織である歯肉や、歯を支えている骨に炎症が引き起こされる病気です。進行すると骨が破壊されて、歯がぐらぐらになって、固いものが食べられなくなってしまいます。歯周病の原因は細菌の塊のプラークや歯石ですが、喫煙も危険因子の1つです。タバコに含まれる、ニコチンや一酸化炭素、シアン化物はビタミンCを破壊し、毛細血管を収縮させ、白血球の力を低下させるため、免疫の力が弱くなり、歯周病を悪化させます。(非喫煙者の2倍進行しやすく、治癒力は半分との報告もあります。)つまり、歯周病が進行しやすく、治りにくいということです。
 歯周病の予防には、毎日の適切なブラッシングと、定期検診による、歯科医院での歯石の除去が必要となります。