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痛くない歯は治療しなくてよいのか?
2012年9月21日
あなたは、歯や歯茎に痛みや腫れがなければ、歯医者には行かなくて良いとお考えですか?しかし、それは間違っています。
歯や歯茎が急激に進行して、痛みや腫れを伴うものを”急性”
ゆっくり進行して、自覚症状の少ないものを“慢性”と言います。人の疾患は慢性のほうが多いのです。
痛みが起こるのは、細菌感染(バイ菌)したり、体の抵抗力が落ちていたりするときで、痛みがないのは、健康なのではなく、慢性化してるだけで、確実に悪化していきます。
特に、以前、神経をとった歯は、栄養が運ばれなくなるため、寿命が健康な歯より、短くなります。枯れ木みたいな状態になりますので、神経をとったまま放置してしまうと、あっという間に虫歯が進行してしまい、硬いものをたべて歯が割れ、抜歯に至ることは決して稀ではありません。
神経をとった歯は痛くないため、要注意です。何事も、予防と早期発見が非常に重要です。定期検診を受ける、歯の変色、痛み、冷たいもの、熱いものがしみるなどを、見落とさないように、しっかりとした知識を身につけてください。