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歯石を予防するには?
2016年10月20日
歯石は、唾液の中のミネラル成分と、プラーク(細菌の塊)や血が結びついてできます。プラークは丁寧なブラッシングをマスターすることと、デンタルフロスを正しく使用することで、除去することができます。
ブラッシング時に歯ぐきから血が出る人は、原因を特定したほうがいいでしょう。なぜなら、血もプラークと同様に、歯石の原因となるからです。
歯周炎で、歯ぐきや歯周ポケット(歯と歯茎の間)内に出血があると、血と唾液のミネラル成分が結びついて歯石となります。出血のない健康的な歯茎を維持することが、歯石の予防になります。
歯の表面がざらついていたりすると、歯石がつきやすくなります。歯の表面を滑らかにするためには、歯科医院で定期的に、歯石をとることが重要です。
また、噛むことにより、歯と食物が擦れることで、汚れが落ちて、唾液の自浄作用が働き、プラークが落ちて、歯石が付きにくくなることも知られています。
このように、しっかり物をかむということは、歯石の予防にも一役かっています。